施工事例|大型ガラリチャンバーの取付工事
今回は、大型のガラリチャンバーの取付を行いました。
ガラリチャンバーは、ダクト同様に建物内の空気の流れを整え、快適な空間を維持するために欠かせない設備の一部です。
大型設備ならではの工夫や施工の様子をご紹介します。
ガラリチャンバーとは
ガラリチャンバーとは、ガラリに取り付けるボックス状の設備のことを指します。
ガラリは壁や窓、ドアなどに設置され、屋内外の空気を循環させる通気口の役割を果たすものです。
ガラリ単体では形状次第でダクトと直接接続できなかったり、接続できてもダクト内の空気の流れが乱れたりしてしまうため、チャンバーという長方形のボックスを取り付け、そこにダクトを接続させます。
また、ガラリチャンバーがあると複数のダクトを接続させることも可能です。
今回の施工のポイント
今回取り付けたガラリチャンバーは重量が1.6t、サイズは幅5m、高さ1.5m、奥行き60cmと非常に大きなものでした。
そのため、分解したバラ板の状態で現場に搬入し、現地で組み立てながら施工を行いました。
バラ板の状態から組み立てる作業には手間も時間もかかります。
そのため、あらかじめ搬入部材を細かく確認し、スムーズに組み立てられるよう準備してから施工に取り組みました。
重量のあるガラリチャンバーなので安全性にも配慮し、十分な強度で取り付けられているかを丁寧に確認しながら進める必要があります。
特殊な施工への挑戦でしたが、柔軟な対応力で高品質に仕上げました。
仲設備は柔軟な対応力で幅広い施工に挑戦
仲設備では、今回の大型ガラリチャンバーの取付といった特殊な施工にも柔軟に対応しています。
10年以上の経験を持つ職人が高い技術や知識を活かして新たなご依頼にも積極的に取り組み、高品質な仕上がりを追求しています。
最新のCADを導入し、ダクトの製作から取付、アフターサービスまで、一貫して対応いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。